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Appendix-2.faq.md

File metadata and controls

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よくある質問と回答

ログに関する質問

Q.-LオプションでログレベルをWARNに設定してもINFOログが出力されます。

起動オプション-LでログレベルをWARNに設定してもINFOログが出力されます。

jmeter -LWARN

以下の順序で、指定したログレベル以上のログしか出ないのではないですか?

DEBUG < INFO < WARN < ERROR < FATAL

INFOログの出力を抑制するにはどうしたらいいでしょうか?

A.ログレベルを上げるにはjmeter.propertiesを変更してください。

-Lオプションではログレベルを下げることしかできません。 binディレクトリにあるjmeter.propertiesのlog_level.jmeterをWARNに設定してください。

log_level.jmeter=WARN

ログレベルをDEBUGに下げる場合は-Lオプションが有効です。

jmeter -LDEBUG

Q.jmeter.log以外に独自のログを出す方法はありませんか?

テスト実行時に独自のログを出力して残したいです。 log.info関数でjmeter.logに出力すると他のログと混じってしまいます。 専用のログファイルに出力することは出来ないでしょうか?

A.BeanShellのprint関数の出力先を変更してください。

BeanShellを使う場合、print関数の出力先を変える方法が簡単です。

f = new FileOutputStream("my_log.txt", true);
p = new PrintStream(f, true, "UTF-8");
this.interpreter.setOut(p);

以上のソースコードでprint関数の出力先を、標準出力から「my_log.txt」に変更することができます。

リスナーに関する質問

Q. Throughputの計算式を教えてください。

「統計レポート」リスナーに表示される、"Throughput"(スループット)の数値はどのように算出されていますか?

A. Samples を テスト所要時間 で割ったものです。

計算式は以下の通りです

スループット  = サンプル数 ÷ ( MAX(リクエスト開始時間 + Elapsed Time) - MIN(リクエスト開始時間) )

このためRamp-Up 期間やタイマーによる待ち時間の影響を受けます。 スループットの値では、アプリケーションの性能を表すことが出来ないので注意して下さい。

アプリケーションの性能を評価するには、次の手順を踏む必要があります。

  1. シナリオを作成する
  2. 負荷を変更しながらスループットを取得する
  3. 負荷を上げてもスループットが上昇しなくなる負荷を探す
  4. その時に処理したリクエスト数でアプリケーションの性能を評価する

Processorに関する質問

Q. Post-Processorsでアサーション結果が参照できません。

BeanShell PostProcessorで次のコードを実行してもアサーション結果が0件しか取得できません。

assertionResults = prev.getAssertionResults();
print(assertionResults.length);

A. アサーション結果の確認はアサーションで行ってください。

PostProcessorはアサーションより先に実行されるため、アサーション結果を取得できません。

コンポーネントは次の順序で実行されます。

  1. 設定エレメント
  2. PreProcessor
  3. タイマー
  4. サンプラー
  5. PostProcessor
  6. アサーション
  7. リスナー

アサーション結果を確認するためのアサーションを追加してください。