1- .TH VIM 1 "2024 Aug 03 "
1+ .TH VIM 1 "2024 Aug 12 "
22.SH 名前
33vim \- Vi IMproved, プログラマのテキストエディタ
44.SH 書式
@@ -138,17 +138,6 @@ rvim rview rgvim rgview
138138.br
139139Note: "+" と "\- c" は合わせて 10 個まで指定できます。
140140.TP
141- \- S {file}
142- 一番目のファイルが読み込まれた後に {file} が実行されます。
143- これは \- c "source {file}" と同じ動作です。
144- {file} の先頭が '\- ' の場合は使えません。
145- {file} が省略された場合は、"Session.vim" が使われます
146- (ただし \- S が最後の引数だった場合のみ)。
147- .TP
148- \-\- cmd {command}
149- "\- c" と同じですが、vimrc を処理する前にコマンドが実行されます。
150- これらのコマンドは "\- c" コマンドとは別に、10 個まで指定できます。
151- .TP
152141\- A
153142アラビア語がサポートされていて、アラビア語キーマップがある場合は、アラビア語モードで起動します ('arabic' がオンになります)。
154143右横書きのファイルを編集できます。
@@ -196,27 +185,17 @@ Amiga の場合は、新しいウィンドウで再起動しなくなります
196185を起動して、編集が終わるまで待機したいような場合に使ってください。
197186Amiga では、":sh" と "!" コマンドは機能しなくなります。
198187.TP
199- \-\- nofork
200- フォアグラウンド。GUI バージョンで、プロセスをフォークしなくなります。
201- .TP
202188\- F
203189ペルシア語がサポートされていて、ペルシア語キーマップがある場合は、ペルシア語モードで起動します ('fkmap' と 'rightleft' がオンになります)。
204190右横書きのファイルを編集できます。
205191サポートされていない場合はエラーメッセージを表示して終了します。
192+ .br
193+ 注意: ペルシア語サポートはパッチ 8.1.0932 で削除されました。
206194.TP
207195\- g
208196GUI がサポートされている場合は、GUI で起動します。
209197サポートされていない場合はエラーメッセージを表示して終了します。
210198.TP
211- \-\- gui-dialog-file {name}
212- GUI の使用時、ダイアログを表示する代わりとして、ファイル {name} へダイアログのタイトルとメッセージを書き込みます。
213- ファイルは作成されるか追記されます。
214- テストにみ有用で、見ることができないダイアログによってテストが中断されるのを防ぎます。
215- GUI 以外ではこの引数は無視されます。
216- .TP
217- \-\- help, \- h, \- ?
218- コマンドライン引数やオプションのヘルプを表示して終了します。
219- .TP
220199\- H
221200ヘブライ語がサポートされていて、ヘブライ語キーマップがある場合は、ヘブライ語モードで起動します ('hkmap' と 'rightleft' がオンになります)。
222201右横書きのファイルを編集できます。
@@ -226,13 +205,13 @@ GUI 以外ではこの引数は無視されます。
226205初期設定の "~/.viminfo" の代わりに、viminfo ファイルを読み書きする際に使うファイル名を指定します。
227206"NONE" を指定すると、.viminfo ファイルを使わないように設定できます。
228207.TP
229- \- L
230- \- r と同じです。
231- .TP
232208\- l
233209lisp モード。
234210オプションの 'lisp' と 'showmatch' がオンになります。
235211.TP
212+ \- L
213+ \- r と同じです。
214+ .TP
236215\- m
237216ファイルの変更を不可能にします。
238217オプション 'write' がオフになります。
@@ -243,12 +222,6 @@ lisp モード。
243222オプションの 'modifiable' と 'write' がオフになり、ファイルの変更と保存ができなくなります。
244223Note: それらのオプションを設定すれば変更できるようになります。
245224.TP
246- \- N
247- 非互換モード。'compatible' オプションがオフになります。
248- .vimrc ファイルの有無に関わらず、
249- .B Vim
250- の改良された機能が有効になります。Vi との互換性が少し失われます。
251- .TP
252225\- n
253226スワップファイルを使用しません。
254227クラッシュしてもリカバリできなくなります。
@@ -260,6 +233,12 @@ Note: それらのオプションを設定すれば変更できるようにな
260233NetBeans と接続し、エディタサーバーになります。
261234詳しくはヘルプを参照してください。
262235.TP
236+ \- N
237+ 非互換モード。'compatible' オプションがオフになります。
238+ .vimrc ファイルの有無に関わらず、
239+ .B Vim
240+ の改良された機能が有効になります。Vi との互換性が少し失われます。
241+ .TP
263242\- o[N]
264243N 個のウィンドウを水平分割で開きます。
265244N を省略した場合は、引数のファイルを個別のウィンドウで開きます。
@@ -278,15 +257,6 @@ Win32 のみ。親になるアプリケーションのタイトルを指定し
278257{parent-title} が親アプリケーションのウィンドウのタイトルに使われていて、明確に区別できる必要があります。
279258Note: まだ簡単に実装されているだけです。全てのアプリケーションで動くわけではありません。メニューは機能しません。
280259.TP
281- \- R
282- 読み込み専用モード。
283- オプション 'readonly' がオンになります。
284- バッファを変更することはできますが、間違ってファイルを上書きしてしまうのを防ぐことができます。
285- ファイルを保存したい場合は、":w!" のように、Ex コマンドに感嘆符を付けてください。
286- \- R オプションは \- n オプションの効果も含んでいます (上記参照)。
287- オプション 'readonly' は ":set noro" でオフにできます。
288- 詳しくは ":help 'readonly'" を参照してください。
289- .TP
290260\- r
291261スワップファイルの一覧を表示します。リカバリに関する情報も表示されます。
292262.TP
@@ -296,6 +266,15 @@ Note: まだ簡単に実装されているだけです。全てのアプリケ
296266スワップファイルは、ファイル名に ".swp" を加えた名前のファイルです。
297267詳しくは ":help recovery" を参照してください。
298268.TP
269+ \- R
270+ 読み込み専用モード。
271+ オプション 'readonly' がオンになります。
272+ バッファを変更することはできますが、間違ってファイルを上書きしてしまうのを防ぐことができます。
273+ ファイルを保存したい場合は、":w!" のように、Ex コマンドに感嘆符を付けてください。
274+ \- R オプションは \- n オプションの効果も含んでいます (上記参照)。
275+ オプション 'readonly' は ":set noro" でオフにできます。
276+ 詳しくは ":help 'readonly'" を参照してください。
277+ .TP
299278\- s
300279サイレントモード。"ex" という名前で起動するか、"\- e" オプションの後で
301280"\- s" オプションが指定された場合のみ。
@@ -306,22 +285,20 @@ Note: まだ簡単に実装されているだけです。全てのアプリケ
306285これは ":source! {scriptin}" と同じ動作です。
307286エディタが終了する前にファイルの終わりまで読み込んだ場合、それ以降はキーボードから入力を読み込みます。
308287.TP
288+ \- S {file}
289+ 一番目のファイルが読み込まれた後に {file} が実行されます。
290+ これは \- c "source {file}" と同じ動作です。
291+ {file} の先頭が '\- ' の場合は使えません。
292+ {file} が省略された場合は、"Session.vim" が使われます
293+ (ただし \- S が最後の引数だった場合のみ)。
294+ .TP
309295\- T {terminal}
310296端末の名前を指定します。
311297端末が自動的に認識されない場合に使ってください。
312298.B Vim
313299が組み込みでサポートしている名前か、
314300termcap または terminfo ファイルで定義されている名前を指定してください。
315301.TP
316- \-\- not-a-term
317- 入力と出力(もしくはどちらか一方)が端末に接続されていないことを、ユーザーが把握しているということを
318- .B Vim
319- に伝えます。
320- これにより警告が表示され 2 秒間の遅延が発生するのを避けられます。
321- .TP
322- \-\- ttyfail
323- 標準入力か標準出力が端末 (tty) でない場合、すぐに終了します。
324- .TP
325302\- u {vimrc}
326303{vimrc} ファイルを使って初期化します。
327304他の初期化処理はスキップされます。
@@ -335,6 +312,11 @@ termcap または terminfo ファイルで定義されている名前を指定
335312すべての GUI の初期化をスキップするには "NONE" を指定してください。
336313詳しくは ":help gui\- init" を参照してください。
337314.TP
315+ \- v
316+ Vi モードで起動します。
317+ 実行ファイルの名前が "vi" の場合と同じです。
318+ 実行ファイルの名前が "ex" の場合だけ効果があります。
319+ .TP
338320\- V[N]
339321冗長モード。
340322スクリプトファイルを実行したり viminfo ファイルを読み書きするたびにメッセージを表示します。
@@ -346,19 +328,6 @@ N に指定した数値が 'verbose' に設定されます。
346328その結果、メッセージは表示されずにファイル {filename} に書き出されます。
347329{filename} は数字で始まってはいけません。
348330.TP
349- \-\- log {filename}
350- もし
351- .B Vim
352- がチャネル機能付きでコンパイルされている場合、ログの出力を開始し、ファイル {filename} に書き込みます。
353- これは、起動時の非常に早い段階で
354- .I ch_logfile({filename}, 'ao')
355- を呼び出すのと同様な動作です。
356- .TP
357- \- v
358- Vi モードで起動します。
359- 実行ファイルの名前が "vi" の場合と同じです。
360- 実行ファイルの名前が "ex" の場合だけ効果があります。
361- .TP
362331\- w{number}
363332オプション 'window' を {number} に設定します。
364333.TP
@@ -398,16 +367,46 @@ X サーバーと通信しません。端末での起動時間を短くできま
398367一切の個人設定 (vimrc、プラグイン、その他) を使用しません。
399368ある問題がクリーンな Vim セットアップで再現するかを確認するのに有用です。
400369.TP
370+ \-\- cmd {command}
371+ "\- c" と同じですが、vimrc を処理する前にコマンドが実行されます。
372+ これらのコマンドは "\- c" コマンドとは別に、10 個まで指定できます。
373+ .TP
401374\-\- echo\- wid
402375GTK GUI のみ: Window ID を標準出力に出力します。
403376.TP
377+ \-\- gui-dialog-file {name}
378+ GUI の使用時、ダイアログを表示する代わりとして、ファイル {name} へダイアログのタイトルとメッセージを書き込みます。
379+ ファイルは作成されるか追記されます。
380+ テストにみ有用で、見ることができないダイアログによってテストが中断されるのを防ぎます。
381+ GUI 以外ではこの引数は無視されます。
382+ .TP
383+ \-\- help, \- h, \- ?
384+ コマンドライン引数やオプションのヘルプを表示して終了します。
385+ .TP
404386\-\- literal
405387引数のファイル名をリテラル文字列として扱います。ワイルドカードを展開しません。
406388Unix のように、シェルがワイルドカードを展開する場合は機能しません。
407389.TP
390+ \-\- log {filename}
391+ もし
392+ .B Vim
393+ がチャネル機能付きでコンパイルされている場合、ログの出力を開始し、ファイル {filename} に書き込みます。
394+ これは、起動時の非常に早い段階で
395+ .I ch_logfile({filename}, 'ao')
396+ を呼び出すのと同様な動作です。
397+ .TP
398+ \-\- nofork
399+ フォアグラウンド。GUI バージョンで、プロセスをフォークしなくなります。
400+ .TP
408401\-\- noplugin
409402プラグインをロードしません。\- u NONE はこの動作を含んでいます。
410403.TP
404+ \-\- not-a-term
405+ 入力と出力(もしくはどちらか一方)が端末に接続されていないことを、ユーザーが把握しているということを
406+ .B Vim
407+ に伝えます。
408+ これにより警告が表示され 2 秒間の遅延が発生するのを避けられます。
409+ .TP
411410\-\- remote
412411Vim サーバーと通信し、引数に指定されたファイルを Vim サーバーで開きます。
413412サーバーが存在しない場合は、エラーメッセージを表示され、起動中の Vim でファイルが開かれます。
@@ -435,16 +434,19 @@ Vim サーバーの一覧を表示します。
435434\-\- remote 引数を指定しなかった場合は、起動中の Vim の名前として使われるので、後からその名前を使ってサーバー通信できます。
436435.TP
437436\-\- socketid {id}
438- GTK GUI のみ: GtkPlug メカニズムを使って gvim を別のウィンドウの中で実行します。
437+ GTK GUI のみ: GtkPlug メカニズムを使って gVim を別のウィンドウの中で実行します。
439438.TP
440439\-\- startuptime {file}
441440起動処理の間、経過時間のメッセージをファイル {fname} に書き出します。
442441.TP
442+ \-\- ttyfail
443+ 標準入力か標準出力が端末 (tty) でない場合、すぐに終了します。
444+ .TP
443445\-\- version
444446バージョン情報を表示して終了します。
445447.TP
446448\-\- windowid {id}
447- Win32 GUI の Vim のみ。ウィンドウ {id} を親ウィンドウにしようと試みます 。
449+ Win32 GUI の Vim のみ。ウィンドウ {id} を gVim の親ウィンドウにしようと試みます 。
448450成功するとそのウィンドウの内側で起動します。
449451.SH オンラインヘルプ
450452ヘルプを開くには、
@@ -493,14 +495,18 @@ Win32 GUI の Vim のみ。ウィンドウ {id} を親ウィンドウにしよ
493495システムの gvim 初期化ファイル。
494496.TP
495497~/.gvimrc, ~/.vim/gvimrc, $XDG_CONFIG_HOME/vim/gvimrc
496- ユーザーの gvim 初期化ファイル。(最初のものが使われます。)
498+ ユーザーの
499+ .B gVim
500+ 初期化ファイル。(最初のものが使われます。)
497501.TP
498502/usr/local/share/vim/vim??/optwin.vim
499503":options" コマンドで使われるファイル。
500504オプションを表示したり設定したりできます。
501505.TP
502506/usr/local/share/vim/vim??/menu.vim
503- システムのメニュー初期化ファイル。gvim で使います。
507+ システムのメニュー初期化ファイル。
508+ .B gVim
509+ で使います。
504510.TP
505511/usr/local/share/vim/vim??/bugreport.vim
506512バグレポートを生成するスクリプト。":help bugs" 参照。
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