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Commit ddf318b

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doc/debug.jax

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@@ -6,169 +6,165 @@
66

77
Vim のデバッグ *debug-vim*
88

9-
Vim のデバッグ方法についての説明です
10-
Vim script や関数などのデバッグについては、|debug-scripts| を参照してください
9+
これは、Vim 自体が正しく動作しない場合にデバッグするためのものである
10+
Vim script や関数などのデバッグについては、|debug-scripts| を参照
1111

1212
1. gcc と gdb を使ってクラッシュの場所を特定する |debug-gcc|
13-
2. メモリリークの検出 |debug-leaks|
13+
2. メモリリークの特定 |debug-leaks|
1414
3. Windows でのバグレポート |debug-win32|
1515

1616
==============================================================================
1717

1818
1. gcc と gdb を使ってクラッシュの場所を特定する *debug-gcc* *gdb*
1919

20-
テストファイルで Vim がクラッシュした場合、gcc を使っているなら、以下の方法で
21-
場所を特定できます。MinGW でも同じようにできます。
20+
Vim がテストファイルの 1 つでクラッシュし、コンパイルに gcc を使用している場
21+
合、Vim がどこでクラッシュするかを正確に見つけるためにできることがある。これは
22+
MingW ツールを使用している場合にも当てはまる。
2223

2324
1. "-g" オプション付きで Vim をコンパイル (src/Makefile にそのための行があるの
24-
で、それをコメントアウトしてください)。さらに "strip" を無効化 (strip をイ
25-
ンストールしないか、"STRIP = /bin/true" の行を使う)。
25+
で、それをコメントアウトする)。さらに "strip" を無効化する (strip をインス
26+
トールしないか、"STRIP = /bin/true" の行を使う)。
2627

27-
2. 次のコマンドを実行 ("11" の所を失敗したテストの番号に変えてください): >
28+
2. 次のコマンドを実行する ("11" の所を失敗したテストの番号に変える): >
2829
cd testdir
2930
gdb ../vim
3031
run -u unix.vim -U NONE -s dotest.in test11.in
3132
32-
3. Vim のクラッシュを確認。gdb がメッセージを表示します
33+
3. Vim のクラッシュを確認する。gdb は関連するメッセージを表示するはずである
3334

34-
4. 次のコマンドでスタックトレースを表示できます: >
35+
4. 次のコマンドでスタックトレースを表示できる: >
3536
where
36-
< 次のコマンドで別の場所のスタックトレースを表示できます: >
37+
< 次のコマンドで別の場所のスタックトレースを表示できる: >
3738
frame 3
38-
< "3" のところにスタックトレースの番号を指定してください
39+
< "3" をスタックトレース内の番号の 1 つに置き換える
3940

4041
==============================================================================
4142

42-
2. メモリリークの検出 *debug-leaks* *valgrind*
43+
2. メモリリークの特定 *debug-leaks* *valgrind*
4344

44-
もし Vim がメモリリークを起こしているような感じがして、そしてあなたが Linux を
45-
使っているなら、valgrind ツールを使うことでメモリリークをピンポイントで検出す
46-
ることができます。
45+
Linux を使っていて Vim がメモリリークしていると思われる場合は、メモリリークを
46+
正確に特定するのに valgrind ツールが非常に役立つ。
4747

48-
まず、Vim を EXITFREE の定義付きでビルドします。MAKEFILE を検索して該当行のコ
49-
メントを外してください
48+
まず、EXITFREE を定義して Vim をビルドする。MAKEFILE でこれを検索して、行のコ
49+
メントを外す
5050

51-
次のコマンドで Vim を起動してください:
51+
次のコマンドで Vim を起動する:
5252
>
5353
valgrind --log-file=valgrind.log --leak-check=full ./vim
5454
55-
Note: Vim の実行はとても遅くなります。.vimrc が大きかったり多くのプラグインを
56-
入れていたりすると起動にとても時間がかかるので、その場合は "--clean" 引数を指
57-
定して起動してみてください
55+
Note: Vim の実行はとても遅くなる。.vimrc が大きかったり多くのプラグインを入れ
56+
ていたりすると起動にとても時間がかかるので、その場合は "--clean" 引数を指定し
57+
て起動する
5858

59-
ライブラリがメモリリークを起こしている場合もあります。例えば getpwuid() や
60-
XtVaAppCreateShell() などです。それらを避けることはできません。リークしている
61-
バイト数は数キロバイト以下のはずです
59+
ライブラリがメモリリークを起こしている場合もよくある。例えば getpwuid() や
60+
XtVaAppCreateShell() など。それらを避けることはできない。リークしているバイト
61+
数は数キロバイト以下のはずである
6262

6363
==============================================================================
6464

6565
3. Windows でのバグレポート *debug-win32*
6666

6767
Windows版の Vim が再現可能な手段でクラッシュした場合、次の方法で有用なバグレ
68-
ポートを作成できます
68+
ポートを作成できる
6969

7070
3.1 一般事項 ~
7171

72-
実行可能ファイルに対応したデバッグシンボルファイル (PDB) を用意してください
73-
gvim.exe には gvim.pdb、vim.exe には vim.pdb が必要です。あなたが実行可能ファ
74-
イルを入手したのと同じ場所に用意されているはずです。EXE に対応した (同じ日付の)
75-
PDB でなければいけません
72+
実行可能ファイルに対応したデバッグシンボルファイル (PDB) を取得する必要がある
73+
gvim.exe には gvim.pdb、vim.exe には vim.pdb が必要である。あなたが実行可能ファ
74+
イルを入手したのと同じ場所に用意されているはずである。EXE に対応した (同じ日付
75+
の) PDB でなければならない
7676

7777
Microsoft Visual C++ コンパイラを使って自分で実行可能ファイルを作成した場合は、
78-
PDB は EXE といっしょに作成されています
78+
PDB は EXE と一緒に作成されている
7979

80-
Visual Studio を持っている場合はそれを使ってください。VC Toolkit と WinDbg は
81-
必要ありません。
80+
Visual Studio を持っている場合、VC Toolkit と WinDbg の代わりにそれを使用する。
8281

83-
他のコンパイラを使っている場合は、それぞれ適切なデバッガを使ってください。
84-
Cygwin または MinGW のコンパイラなら gdb を使ってください (上記参照
85-
|debug-gcc|)。
82+
他のコンパイラを使っている場合は、それぞれ適切なデバッガを使用する必要がある。
83+
Cygwin または MinGW のコンパイラ用の gdb (上記参照 |debug-gcc|) など。
8684

8785

8886
*debug-vs2005*
8987
3.2 Visual Studio 2005/Visual C++ 2005 Express で Vim をデバッグする ~
9088

91-
vim.exe か gvim.exe を起動し、Visual Studio を起動してください。(Visual Studio
89+
最初に、vim.exe か gvim.exe を起動し、Visual Studio を起動する。(Visual Studio
9290
を持っていない場合は、|get-ms-debuggers| の説明に従って、無料の Visual C++
93-
2005 Express Edition を入手してください。)
91+
2005 Express Edition を入手する。)
9492

95-
メニューから「ツール/プロセスにアタッチ」を選択し、Vim のプロセスを選択します
93+
メニューから「ツール/プロセスにアタッチ」を選択し、Vim のプロセスを選択する
9694

97-
そして、Vim を操作してクラッシュを再現します。「ハンドルされていない例外が発生
98-
しました」という Visual Studio のダイアログが表示されるので、中断ボタンをク
99-
リックしてプロセスを中断してください
95+
そして、Vim を操作してクラッシュを再現する。「ハンドルされていない例外が発生し
96+
ました」という Visual Studio のダイアログが表示されるので、中断ボタンをクリッ
97+
クしてプロセスを中断する
10098

101-
シンボルが読み込めず、ソースコードを表示できなかったときは、もう一つダイアログ
102-
が表示されます。OK をクリックしてください
99+
シンボルが読み込めず、ソースコードを表示できなかったときは、もう 1 つダイアロ
100+
グが表示される。OK をクリックする
103101

104-
ウィンドウがいくつか開きます。呼び出し履歴ウィンドウの右クリックメニューから
105-
「シンボルの読み込み」を選択してください。シンボル検索ダイアログが開くので、
106-
(g)vim.pdb のあるディレクトリを選択してください
102+
ウィンドウがいくつか開く。呼び出し履歴ウィンドウの右クリックメニューから「シン
103+
ボルの読み込み」を選択する。シンボル検索ダイアログが開くので、(g)vim.pdb のあ
104+
るディレクトリを選択する
107105

108106
このとき、呼び出し履歴ウィンドウには Vim の関数名や行番号が表示されているはず
109-
です。どれかをダブルクリックするとソースの検索ダイアログが表示されます。Vim の
110-
ソースがあるディレクトリを選択してください (もしソースがあるなら)。
107+
である。どれかをダブルクリックするとソースの検索ダイアログが表示される。Vim の
108+
ソースがあるディレクトリを選択する (ソースがあれば)。
111109

112110
さらに詳しくデバッグする方法が分からないときは、":help bug-reports" の説明に
113-
従ってください。バグレポートに呼び出し履歴を貼り付けてください
111+
従う。バグレポートに呼び出し履歴を貼り付ける
114112

115113
有料版の Visual Studio を使っている場合は、デバッグメニューから minidump を保
116-
存できるので、それをバグレポートに添付してください。minidump は 100KB 以下の小
117-
さなファイルで、Vim のプロセスに関する情報が入っています
118-
Visual C++ 2005 Express Edition では minidump を保存できません。just-in-time
119-
デバッガ (クラッシュを検出して自動的に起動されるデバッガ) もインストールされま
120-
せん。それらが必要なときは WinDbg (|debug-windbg|) を使ってください
114+
存できるので、それをバグレポートに添付する。minidump は 100KB 以下の小さなファ
115+
イルで、Vim のプロセスに関する情報が入っている
116+
Visual C++ 2005 Express Edition では minidump を保存できない。just-in-time
117+
バッガ (クラッシュを検出して自動的に起動されるデバッガ) もインストールされな
118+
。それらが必要なときは WinDbg (|debug-windbg|) を使う
121119

122120
*debug-windbg*
123121
3.3 WinDbg を使って Vim をデバッグする ~
124122

125-
WinDbg の入手方法は |get-ms-debuggers| を参照してください
123+
WinDbg の入手方法は |get-ms-debuggers| を参照
126124

127125
Visual Studio IDE を使うのと同じように、WinDbg から Vim のプロセスにアタッチで
128-
きます。プログラムがクラッシュしたときに、事後分析デバッガ (postmortem
129-
debugger) として、WinDebug を自動的に起動することができます。事後分析デバッガ
130-
として WinDeb を設定するには "windbg -I" を実行してください
126+
きる。プログラムがクラッシュしたときに、事後分析デバッガ (postmortem debugger)
127+
として、WinDebug を自動的に起動することができる。事後分析デバッガとして WinDeb
128+
を設定するには "windbg -I" を実行する
131129

132130
WinDbg から、実行中の Vim のプロセスにアタッチするには、WinDeb を起動し、File
133131
メニューから「プロセスにアタッチ」を選択し、Vim のプロセスを選択して OK をク
134-
リックします
132+
リックする
135133

136134
メニューから「File->Symbol File Path」を選択し、Vim PDB の入っているフォルダを
137-
symbolpath に追加してください。Vim のソースファイルもある場合は、File メニュー
138-
のSource File Path を使ってください。WinDbg でソースファイルを開いたり、ブレー
139-
クポイントを設定したりできます。Vim をクラッシュさせると、クラッシュした場所の
140-
ソースファイルが WinDbg で開かれます。View メニューを使って、コールスタック、
141-
ローカル変数、ウォッチウィンドウなどを見ることができます
135+
symbolpath に追加する。Vim のソースファイルもある場合は、File メニューの
136+
Source File Path を使う。WinDbg でソースファイルを開いたり、ブレークポイントを
137+
設定したりできる。Vim をクラッシュさせると、クラッシュした場所のソースファイル
138+
WinDbg で開かれる。View メニューを使って、コールスタック、ローカル変数
139+
ウォッチウィンドウなどを見ることができる
142140

143141
事後分析デバッガとして WinDbg を使っている場合、WinDbg から Vim のプロセスにア
144-
タッチする必要はありません。Vim をクラッシュさせるだけで WinDbg が自動的に起動
145-
します。上述のように、シンボルファイルパスとソースファイルパスを設定してくださ
146-
い。
142+
タッチする必要はない。Vim をクラッシュさせるだけで WinDbg が自動的に起動する。
143+
上述のように、シンボルファイルパスとソースファイルパスを設定する。
147144

148-
minidump を保存するには、WinDbg コマンドラインで次のコマンドを入力します: >
145+
minidump を保存するには、WinDbg コマンドラインで次のコマンドを入力する: >
149146
.dump vim.dmp
150147
<
151148
*debug-minidump*
152149
3.4 Minidump を開く ~
153150

154-
Visual Studio か WinDbg を使って minidump を開くことができます
151+
Visual Studio か WinDbg を使って minidump を開くことができる
155152

156153
Visual Studio 2005 の場合: メニューから「ファイル->開く->プロジェクト/ソリュー
157-
ション」選択し、.dmp ファイルを開いてください。F5 キーを押してデバッガを起動し
158-
ます。Symbol File Path の設定について |debug-vs2005| の説明も参照してくださ
159-
い。
154+
ション」選択し、.dmp ファイルを開く。F5 キーを押してデバッガを起動する。
155+
|debug-vs2005| の指示に従って Symbol File Path を設定する。
160156

161-
WinDbg の場合: メニューから「File->Open Crash Dump」を選択します。Symbol File
162-
Pathの設定について |debug-windbg| の説明も参照してください
157+
WinDbg の場合: メニューから「File->Open Crash Dump」を選択する。|debug-windbg|
158+
の指示に従って Symbol File Path を設定する
163159

164160
*get-ms-debuggers*
165161
3.5 Microsoft デバッグツールの入手方法 ~
166162

167-
Windows 用のデバッグツールは次の場所からダウンロードできます
163+
Windows 用のデバッグツールは次の場所からダウンロードできる
168164
https://learn.microsoft.com/en-us/windows-hardware/drivers/debugger/debugger-download-tools
169-
これには WinDbg デバッガが含まれています
165+
これには WinDbg デバッガが含まれている
170166

171-
Visual C++ 2005 Express Edition は次の場所からダウンロードできます。無料です
167+
Visual C++ 2005 Express Edition は次の場所から無料でダウンロードできる
172168
http://msdn.microsoft.com/vstudio/express/visualC/default.aspx
173169

174170
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